August Ave.

6㎝の子宮筋腫持ちで妊娠、稽留流産の経験談とUAE(子宮動脈塞栓術)。その後の妊活・妊娠の体験ブログ。そしてこれからのこと。

子宮筋腫のUAE手術体験ブログ!~手術翌日編

UAE手術後が痛い

今回はUAE手術の翌日、8月7日のお話になります。

入院から3日目。この日からから痛みのコントロールは自分で行いますが!この日わたしは1つの恐怖と葛藤することになるのでした!

 

UAE手術翌日の処置と過ごし方

UAE(子宮動脈塞栓術)手術の痛みのピークといわれる術後6時間~12時間の壁を越え、UAE手術翌日からは自分で痛みをコントロールしながら普通の生活ができるように1日かけて身体を慣らします

また、「術後の合併症がなく過ごせるか」という点も重要なようです。

ではこれから、UAE手術翌日にどのような処置をしたのかお話していきます。

 

尿道カテーテルと点滴を取り外す

UAE手術翌日、朝起きて痛みの程度を確認したら尿道カテーテル、点滴、左胸に刺さっている針などをはすべて取り外されます。

取り外した後には今日から服薬する2種類の薬を渡してもらえます。

  • ロキソプロフェン60mg
  • アデフロニックズポ50mg(坐薬)

どちらもその日(UAE治療3日目)~退院後1週間分で、正直「こんなに薬をもらうのは初めて…」と驚きました。

それぞれの服薬のルールについては追々説明しますね^^

 

午前中の行動範囲はベッドからトイレ間限定

UAE手術翌日、尿道カテーテルを外してから初めてのトイレですがたった20~30歩ほどの距離を歩くのにものすごくフラつきます。目が回る~&浮遊感がすごい~!って感じです。

そのため、UAE手術翌日の午前中の行動範囲はベッドからトイレまでの距離限定になります。

尿道カテーテルを抜いた後の排泄ですが、特別痛みは無い代わりににいつもよりも少しお腹に力を入れる必要があったように思います。

それから早く身体の中の状態を戻すためにも、水分補給はこまめに行って排泄を促すと良い気がしました。(実際水分をたくさんとって3・4回くらい排尿するとフラフラ感も落ち着きました)

 

UAE治療の痕(穿刺部)の経過により入浴可能

UAE手術翌日は手術時にカテーテルを挿入した傷口の状態により午後の入浴が可能です。入浴の際にいくつか注意が必要になります。

  • 歩行などに問題がないこと
  • 下腹部を温めすぎないこと
  • 傷口はこすったりしないこと

下腹部を温めすぎると血流が良くなり痛みが強くなってしまうこともあるそうです。

傷の程度や痛みの経過も人それぞれなので、入浴の時間などについても看護師さんに相談することをおススメします。

 

UAE手術翌日の痛みの自己管理について

さて、UAE手術翌日の最大のミッションは「継続する痛みを薬を服用し、自分でコントロールできること」です。

薬を自己管理するようになった時、入院時のブログでもお話したように服薬時間のメモを取ることがとても重要になります。(詳しくはコチラ⇒『子宮筋腫のUAE手術体験ブログ!~入院当日編』)

 

ロキソプロフェンについて

まず、ロキソプロフェンは毎食後1錠。UAE治療翌日からしばらくは毎食後の服用をするように言われました。わたしの場合はロキソプロフェンを服用するとスッと痛みが引いてくれてよかったです。

ロキソプロフェンは痛みの度合いにより減量をしても良いのですが、逆に痛くて服用をする場合6時間~8時間の感覚で服薬しないといけないので注意が必要です。

 

アデフロニックズポ(坐薬)とアクシデント

アデフロニックズポの注意点は「冷蔵保管・4時間間隔で使用・痛くなり初めに使う」ことです。

個人的にロキソプロフェンは喘息を誘発する可能性があるので、坐薬のほうが副作用も心配しないで使えるため、痛み止めが2種類あることはとてもありがたいことです。

《坐薬のアクシデント》

わたしはここまで自分で坐薬を使ったことがなく…はやくも大ピンチに!!!看護師さんに教わるも「(わかるけれども絶対に無理だ!)」という気持ちでいっぱい。

結局いろいろなサイトをみて、最終的に『ボラギノールの坐薬の使いかた』動画を5回ほど見てイメージをしっかりと膨らませ、人生初の坐薬入れにトライしました。

そして成功。「坐薬、痛い」などの検索結果はたくさんありますが、UAE治療後の下腹部痛のほうがはるかに痛いです。

安心して坐薬を使ってください。(力まないことと気合と度胸で何とかなります。

 

服薬と坐薬を使った痛みの度合いについて

UAE手術翌日ということもあり、排泄以外はベッドでゆっくり過ごせるので痛み止めを服用中に突然痛みがひどくなる!!ということはなかったです。

ただ、ロキソプロフェンと坐薬をきちんと使っていても生理痛のような痛み(弱め)や腰のだるさはずっと感じていました。

 

おしまいに

UAE手術翌日のお昼前までは朝までの投薬の影響でフラフラでしたが、痛みはあまり感じず「このあとホントに痛むのかしら?」という心境でした。うろ覚えですが昼食後にじわりと痛みがやってきて、服薬して落ち着く…ということの繰り返しです。

看護師さんから傷口の経過を確認してもらい、午後にはシャワーもできました

夕方くらいにUAE治療の担当の先生が経過確認で来てくれます。ありがたい!

 

少量の出血を確認

また次回にも触れますが、UAE手術翌日の入浴後に少量の出血がありました。

看護師さんに確認をしたらUAE後の出血は珍しいことではなく「よくあること」らしいです。

不安なことがあるたびに逐一確認するのですが、どの看護師さんに質問してもすぐに答えてくれるので「この病院を選んでよかったなぁ」ってすごく思います。

 

次の回はようやっと退院日のお話です。